光触媒塗料 外壁用ハイドロテクトカラーコート ECO-SP(普及版塗料)
※ハイドロテクトカラーコートは、開発社のTOTOが製造を中止して廃版になっております。ご了承ください。
光触媒塗料 外壁用ハイドロテクトカラーコートECO-SPは、長期間汚れを防止する機能 + 環境をきれいにする機能を併せ持った塗料です。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPの寿命は、約10~15年前後です。(環境により異なります)
ハイドロテクトカラーコート ECO-SPは、美観を長時間保ち、そして環境もきれいにする、高耐久・高機能の外壁塗料です。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPは「セルフクリーニング」及び「空気浄化」性能においてPIAJマークを取得しています。
PIAJマークは、光触媒工業会が、性能、利用方法等が適切であることを認めた光触媒製品に与える認証マークです。
光触媒塗料 ハイドロテクトコートの汚れにくいメカニズム
光触媒は、酸化チタンの特性を利用した技術です。
酸化チタンは太陽光(紫外線)に反応して、自らは変化せず、周辺に化学反応が起きます。
その化学反応は、親水現象と酸化分解反応です。
親水現象とは、雨水が塗装表面に均一に広がり、汚れの下に入り込むことで汚れを浮かせ、雨と一緒に流れる現象です。親水性ともいいます。
親水性は、はじかれた水が玉になる撥水性と逆の現象になります。玉になった水が流れると、黒い雨垂れが付きます。
光触媒の親水性により、塗装表面に水の膜を作り、建物が帯電(静電気)するのを防ぐので、チリやほこりが付きにくくなります。
また、光触媒の分解力により、付いてしまった油汚れ(排気ガス・工場排煙など)を分解し、汚れの付着力を弱めます。
付着力の弱い油汚れは、雨で洗い流されます。
実験!光触媒塗料 ハイドロテクトカラーコート ECO-SPは本当に汚れにくいのか?
雨垂れや排気ガスなどでの汚れ方試験
左の写真は、同じ外壁面に一般的な塗料と、光触媒塗料 ハイドロテクトカラーコートECO-SPを塗り分け、塗装より4ヶ月後の比較写真です。
左側が、弾性アクリル系塗料を塗装した外壁(他社製)の4ヶ月後。右側が、ハイドロテクトカラーコートECO-SPを塗装した外壁の4ヶ月後です。
光触媒塗料 ハイドロテクトカラーコートECO-SP塗装面の方が明らかに、白い外壁を維持しています。
チリやホコリなどが付きやすいかどうか?の試験
左の写真は、天然黄土が入った箱に、ハイドロテクトカラーコートECO-SPとアクリルシリコン塗料を塗り分けた板を入れて、数回振った後の比較写真です。
アクリルシリコン塗料の方は、うっすらと黄色になっています。これは天然黄土が付いているからです。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPの方は、実験前の真っ白な状態を維持しています。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPの方が、チリやホコリなどの浮遊物が付きにくいことが分かります。(静電気が帯電しにくいということです)
油汚れが付いたらどうなるか?の試験
油汚れが付いたらどうなるか?の試験をすると、下の写真のように水をかけるときれいに落ちます。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPを塗装すると、どんな汚れでも落ちるのか?
残念ながら、どんな汚れも寄せ付けない建築材や塗料はありません。以下の汚れは、光触媒の作用では分解することができません。
- 無機質系の汚れ
(サビ、もらいサビ、エフロレッセンス、付着した黄砂など) - 樹液や木の葉などの腐敗成分
- 鳥の糞による汚れ
- 繁殖力の強い藻・カビの汚れ
(種類・環境により分解できる場合もあります)
でもご安心ください。
一般の塗料に比べて汚れが付きにくいことに加えて、ホースを使って水をかけてただくと、ある程度の汚れが流れ落ちます。
手の届く範囲ですと、濡らした雑巾などで拭いていただくと、よりきれいに汚れを落とすことが出来ます。
一般の塗料とは比べて格段の汚れの付きにくさと、汚れの落としやすさが、光触媒塗料 ハイドロテクトカラーコートECO-SPの大きな魅力の1つです。
塗装直後の光沢や色がどれくらい維持されるのか?の試験データ
汚れの付きにくさ、付いてしまった汚れの落ちやすさは、お分かりいただけたかと思います。
年月が経つと、外壁が汚れて見えるのは、様々な汚れが付くという事の他に、塗料の光沢や色が失われていくのが、大きな原因となっています。
塗装直後から、時間によって光沢と色がどのように変化していくか?の試験データが以下になります。
この試験データを見ますと、塗装から15年経った後も、目で見た感じはほとんど変わらない結果が出ています。
光触媒塗料 ハイドロテクトカラーコートECO-SPは、汚れも付きにくく、長期間(約10~15年)光沢・色が維持できる塗料です。
※このページで使用した画像・実験結果・試験データはTOTOカタログより引用しております。
※実験結果・試験データは、TOTOが行った試験結果データです。すべての条件にて保証されるものではありません。参考データとしてご理解ください。
ここまでが、ハイドロテクトカラーコートECO-SPの汚れない仕組みです。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPは「セルフクリーニング」及び「空気浄化」性能においてPIAJマークを取得しています。
PIAJマークは、光触媒工業会が、性能、利用方法等が適切であることを認めた光触媒製品に与える認証マークです。
環境にもやさしい光触媒(ひかりしょくばい)
ここからは、ハイドロテクトカラーコートECO-SPの環境にやさしい仕組みとなります。
太陽光がハイドロテクト表面に当たると「活性酸素」が発生します。
その活性酸素が、大気汚染物質の窒素酸化物(NOx)を酸化させ、硝酸イオン(NO3-)に変化させ大気中から除去。空気をきれいにします。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPを戸建1件分(約150㎡)に塗装すると、テニスコート4面分の空気浄化効果、または自動車12台分の排気ガス除去に相当します。
※JIS R 1701-1に準拠した試験値をTOTOにて緑地の吸収量に換算。
【出典・算出根拠】(TOTOカタログより引用)
※1) 外装用ハイドロテクトカラーコートECO-SPを外壁表面154.9m²※に塗布した場合(※日本建築学会 住宅用標準問題「戸建住宅モデル」より、一戸あたりの外壁表面積を算出)
※2) (独)環境再生保全機構「大気浄化植樹マニュアル(改訂版)」より、緑地(芝など含む草地)のNO2吸収量を4.4mg /m²・dayとして算出
※3) 硬式テニスコートサイズ 23.77m×10.97 m(約260m²)で算出
※4) 車種:乗用車(ガソリン)、型式:DBAの排出計数(0.0125)で、自家用車の1日の平均走行距離29.0km走行した場合のNOx排出量362.2mg/dayとして算出
国交省自動車局 自動車NOx・PM法に基づく「自動車使用管理計画」及び「定期報告」に関する作成プログラムについて
参考資料「排出計数」より、乗用車・車種・型式・排出係数を参照
国交省自動車交通局「H16自動車の検査・点検整備に関する基礎調査検討結果報告書」自家用車の年間平均走行距離(10,575km)より、自家用車の1日の平均走行距離を算出
ECO-SPは製造から施工までは資源・エネルギーを消費し環境に影響を与えますが、施工後は、自然の力を使って空気をキレイにするため環境に貢献します。
下の図は、10年に1回塗り替えをするとして、ハイドロテクトカラーコートECO-SPと一般塗料の環境に与える影響を比較したものです。
※【算出条件】戸建住宅(154.9㎡)に、ECO-SPの塗り替え年数10年、一般塗料(アクリルシリコン塗料)の塗り替え年数を10年とした場合の環境影響評価をLIME2で算出
※日本建築学会:住宅用標準問題「戸建住宅モデル」より、一戸あたりの外壁表面積を算出
※環境影響評価詳細はホームページをご確認ください。
以上が、ハイドロテクトカラーコートECO-SPの環境にやさしい仕組みです。
ハイドロテクトカラーコートECO-SPは「セルフクリーニング」及び「空気浄化」性能においてPIAJマークを取得しています。
PIAJマークは、光触媒工業会が、性能、利用方法等が適切であることを認めた光触媒製品に与える認証マークです。
光触媒塗料 ハイドロテクトカラーコートECO-SPはこんな方におすすめ!
光触媒塗料 ハイドロテクトカラーコートECO-SPは、通常の塗料とは異なる考え方で作られた塗料です。すべての方に、おすすめできる塗料ではありません。
下のどれか1つでも当てはまる方に、おすすめの塗料です!
- 外壁塗り替えの間隔を延ばしたい方(約10~15年)
- 外壁の美観(色・ツヤ)を長く保たせたい方
- 建物のメンテナンスに費用をかけたくない方
- 建物の周辺の空気をきれいにしたい方
- 地球環境をきれいにするために貢献したい方
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※このページで使用した画像・実験結果・試験データはTOTOカタログより引用しております。