高岡市 A様　鉄骨車庫 塗り替え事例

　高岡市にお住まいのA様より、ご自宅の鉄骨車庫 塗り替え工事をさせていただきました。掲載のご許可をいただきましたので、塗装事例として掲載させていただきます。鉄骨にサビが出やすい場所にお住まいの方の参考になるかと思います。A様、ご協力いただき、どうもありがとうございました。

　鉄骨表面に全体的にサビが出ている状態でした。鉄骨が薄くなったり、穴が空いているような所はありませんでしたので、奥まではサビていないようです。

表面のサビを出来るだけキレイに落とし、塗り替えをすれば、まだまだ長持ちします。

雨樋も傷んでいませんでしたので、塗り替えのみで大丈夫です。

直接雨に当たる所は少ないようですが、サビが出やすいようなので、サビ対策を重点的にする必要があると考えました。

　今回の塗り替えで、一番要となるサビ対策です。サビはできるだけ入念に行いました。頑固なサビを取り除くために、サンダーという機械を使って削り取っております。

　サビ止め塗装を入念に2回塗りしました。

サビ止め塗装を2回塗り＋最適な仕上げ塗装1回塗り　計3回塗りの方がサビが出にくいと判断しました。サビ止め塗料は、鉛・クロム・トルエン・キシレンなどの有害物質が入っていない、環境に優しいものを使用しております。

　仕上げには、弱溶剤型ウレタン樹脂塗料を塗装しました。アルデヒド類・鉛・クロム・イソシアネートなどの有害な成分を含んでいない環境に優しい塗料です。

一般的にウレタン系の塗料の耐久性は、中程度といわれておりますが、使用した塗料は内部結露の防止する成分が入っています。サビ止めの2回塗りとあわせますと、かなりの耐久性やサビを防ぐ効果が期待できます。

【外観】

【鉄骨梁】

【鉄骨柱】

【雨樋】

　今回は最初の見立てで、サビ対策が一番重要だと考えました。

サビが出やすい場所は、高耐久の仕上げ塗装をしても、サビが浮いてくる事もあります。このような場合は、サビを念入りに取り除き、サビ止め塗装の層を重ねた方がサビが出にくくなります。

無駄に高耐久の高価な塗料をしなくても済みますので、コストと耐久性のバランスが良い塗り替えが出来ます。

2013年5月