南砺市　櫻井様　住宅 木の雪囲い設置工事 事例

　以前に木の外壁の塗り替えをご依頼いただきました、富山県南砺市にお住まいの櫻井様より、住宅の雪囲い設置のご依頼をいただきました。

住宅の一角に、風が強く吹き込み、雪も多く積もる場所があります。その場所に、1年を通して常設しておける木の雪囲いを設置しました。

櫻井様より、施工事例として掲載のご許可をいただきました。櫻井様と、同じような状況のお客様の参考になるかと思います。櫻井様、ご協力いただき、どうもありがとうございました。

　雪囲い設置場所は、風が強いと伺いました。

既存の雪囲いと植木を撤去して、丈夫で広範囲を囲む雪囲いを新たに設置します。

　設置予定の雪囲いは、脚の部分を外に張り出す形になります。

その際に、植木が邪魔になります。折角の植木ですが、撤去させてもらいました。

　古い切り株も、地面の高さ近くまで伐採しております。

地面の高さが、なるべく水平になるように、整地しました。

　窓の周りを取り囲むように、木で骨組みを作りました。常設になりますし、積雪の重みに耐えられるよう、丈夫な作りになっています。

柱脚には、束石を敷いております。

　木の風合いを残して欲しいというご要望を伺いましたので、木の枠組みにはキシラデコールという木材保護塗料を塗装しました。木の繊維の中に浸透して保護するタイプの塗料です。表面に塗装の膜を作りませんので、パリパリとはがれてくる心配はありません。2回塗りで仕上げております。

　光が入るように、透明なポリカボネードの波板を、木の枠組みに張りました。

ポリカボネードの波板は丈夫で、多少の積雪や、多少の物が飛んできても割れないようになっています。

もし、壊れた場合や劣化した場合でも、ポリカボネードの波板だけを張り替えれば、長くお使いいただける雪囲いになりました。

【木の雪囲い】

　雪囲いの骨組みは丈夫に作られており、木の強度が低下しない限り、長く使い続けることができます。

また、ポリカボネードの波板で覆っていますので、木の骨組みは傷みにくいです。ポリカボネードが傷んだ場合は、傷んだ部分のみ取り替えることが出来ます。

一般的に、木材保護塗料の耐久性は最長で5年程度です。木の骨組みに塗装した木材保護塗料の耐久性も5年程度です。定期的に見廻りをして、痛み具合を考慮しながら、5年に一度塗り替えておくと、更に長持ちします。

2013年12月