富山県南砺市　O様邸　納屋屋根塗り替え事例

　富山県南砺市にお住まいのO様より、納屋の屋根の塗り替えのご依頼をいただきました。

O様より、屋根の塗装工事の事例として掲載のご許可をいただきました。トタン屋根の建物をお持ちのお客様の参考にしてください。O様、ご協力いただき、どうもありがとうございました。

　塗装前の屋根の状態を確認したところ、屋根の地金がむき出しで、全体的にサビが出ておりました。

また棟の笠木トタンを止めている釘が、浮いていたり抜け落ちている箇所が確認できました。

　サビの出ているところを重点的に、ブラシをかけております。

サビを落とすと同時に、目荒しの効果もあります。目荒しとは、屋根の表面に細かな傷をつけて、塗装の密着性をよくする作業です。

　棟の笠木トタンの釘を打ち直し、その上からコーキングを練り込み、防水処理をしております。

以上で下地処理は完了です。

　屋根の全面に、サビ止め塗装をしました。

エポキシサビ止め塗料という、長持ちする塗料を塗装しております。

　サビ止め塗料の乾燥後、グレーの仕上げ塗料で塗装しました。

弱溶剤２液型ふっ素樹脂塗料という仕上げ塗料を使用しております。耐久性の高い、高品質の塗料です。

笠木の隙間も、念入りに塗装しております。

　トタンの塗り替えは、ツヤがなくなった時（サビが出る前）に、塗り替えられることをオススメしております。

トタンの特性上、サビが出てしまいますと、下地処理・サビ止め塗装をしても塗料の耐久性が、どうしても落ちてしまいます。また、サビているこ所と、サビていないところの差が、どうしても出てしまいます。

屋根は、雪の積もる地域では特にサビやすいので、定期的な点検が大事です。

サビが出る前に塗り替えますと、仕上がりもムラなく美しく仕上がり、サビ落としなどの下地処理の費用が安くなり、トタンの持ちも良くなります。

2012年7月

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