南砺市 N様邸 住宅屋上の防水・遮熱塗装事例
富山県南砺市にお住まいのN様より、住宅屋上の防水・遮熱塗装のご依頼をいただきました。
N様より、塗装事例として掲載のご許可をいただきました。N様と、同じような状況のお客様の参考になるかと思います。N様、ご協力いただき、どうもありがとうございました。
南砺市 N様邸 住宅屋上の防水・遮熱塗装事例
住宅屋上 塗装前の状況
水垢、藻などが付き汚れている状態でした。防水効果はもうあまり効いていないと思われますが、大きなヒビ割れや欠けなどはありませんでしたので、下地の補修は最低限で大丈夫です。
高圧洗浄
高圧洗浄機で、屋上を傷めないように圧力を調整してゆっくりと洗浄しております。
落とせる汚れは、きれいに落としました。
防水塗装
屋上が完全に乾燥した後、ウレタンハイブリット防水材を、日を開けて3回塗りしました。
この防水剤は、乾くと弾力性を持ちますので、振動や温度変化があっても、防水膜が切れにくくなるのが特徴です。
3回塗りしておきますと、防水膜が厚くなり、台風などで物が飛んできて、クッションになり、貫通する可能性が低くなります。
ちなみに裸足で防水剤の上を歩くと、薄いクッションをひいたように、弾力性を感じることができます。
防水剤は弾力性があるがゆえに、その分表面の堅さが足りません。防水剤が乾ききった後、表面の堅さを補うために、仕上げの塗装をします。
仕上げ塗装 ~ 遮熱塗装
防水塗装を保護する仕上げ塗装は、遮熱塗料を塗装しております。屋上のある住宅の欠点は、雨漏りと夏場の室温上昇です。定期的に、下地塗装として防水塗装を、仕上げ塗装として遮熱塗装をしておけば、この欠点をカバーできます。
遮熱塗料は、乾燥すると光沢を持ちます。この光沢に、光を吸収せずに弾く作用がありますので、遮熱効果が発揮されます。また、表面も硬くなりますので、防水剤を保護する役割も果たします。
↓遮熱塗装の映像です。ご参考までにご覧ください。
防水・遮熱塗装前と塗装後の比較写真
N様からいただきましたお声
ひと口メモ
屋上のある建物の欠点は、雨漏りと夏場の室温上昇です。このように下地塗装を防水塗装、仕上塗装を遮熱塗装にすれば、この問題を緩和することができます。
大きな傷がつきますと、防水膜が切れる恐れがありますので、定期的に、そして台風の通過後などに点検しておくと安心です。
2012年10月