富山県射水市太閤山近郊 住宅の塗り替えの続きです。前回は、トタン水切りの塗り替えをご紹介しました。
今回は、コロニアル屋根 塗り替え後の縁切りをご紹介します。
コロニアル屋根の下地塗装には、補強する目的も兼ねて、浸透する塗料を使用します。
そのため、乾燥すると屋根と屋根が重なっている部分が、接着されたようになってしまいます。
屋根と屋根が接着されていると、内部に入り込んでしまった雨水の抜け道がなくなり、雨漏りしてしまいます。
水はけを良くするために、屋根を切り離す作業が縁切りです。
薄いタイプのコロニアル屋根は、強度が弱めで、すでに製造されていません。
壊してしまうと、取り返しが付かなくなりますので、金属のヘラ（皮すき）やカッターを使い慎重に縁切りを行いました。
雨が降った翌日に縁切りをすると、たまった雨水が流れてくることもあります。雨漏り防止のために、とても大切な作業だと実感させられる瞬間です。
ご参考までに、撮影してきた「住宅 コロニアル屋根の縁切り」動画をご覧ください。
