前回は、木材鏡面仕上げ塗装「たんぽずり」の住宅編(住宅のどの箇所に使える塗装技法か?)をご紹介しました。
今回は、旅館・料亭や飲食店などの店舗編をご紹介します。
基本的には、住宅と同様、木の廊下・床の間・床柱・玄関の上がり框(かまち)に塗装できます。
特に、廊下や玄関の上がり框は、多くの人が歩いたり、乗ったりする場所です。表面が硬くなり、強度が増す「たんぽずり」はおすすめです。
それにプラスして、木のカウンターへの「たんぽずり」もおすすめです。
木のカウンター(特に天然木のカウンター)をそのまま使いますと、醤油などをこぼしたり、グラスの結露などでシミになったりします。
木のカウンターに「たんぽずり」をしておくと、何かをこぼしても、シミになりません。
また、さっと拭き取る事が出来るので、衛生的です。
すでに汚れてしまった木のカウンターも、木の汚れを落とす「洗い」、または着色塗装した後に、「たんぽずり」をすると美しく仕上がります。
木材鏡面仕上げ塗装「たんぽずり」 ~ 旅館・料亭(飲食店) 塗装箇所まとめ
- 木のカウンター
- 木の廊下
- 床の間
- 床柱
- 玄関の上がり框(かまち)
※2枚目の写真は、木のカウンターのイメージ画像です。「たんぽずり」した後の物ではありません。