塗料紹介の第4弾は、最高峰の屋根用仕上げ塗料 ターペン可溶4フッ化フッ素セラミック変性樹脂屋根用塗料 ファイン4Fベスト(日本ペイント)をご紹介します。

一般塗料では、屋根用で一番耐久性が高い塗料ではないかと。

塗料の耐久性は、種類で分けると以下のようになります。右側が一番耐久性の高い塗料です。この塗料は、最上位のフッ素系です。

アクリル系 < ウレタン系 < シリコン系 < フッ素系・光触媒

最高峰の屋根用仕上げ塗料 ターペン可溶4フッ化セラミック変性樹脂屋根用塗料 ファイン4Fベスト(日本ペイント)

 他のフッ素樹脂塗料と大きく違うところは、4フッ化フッ素を使っているところです。

4フッ化フッ素とは、塩素を取り除いたフッ素ということです。

従来はフッ素樹脂を塗料に溶かす時に、塩素が必要でした。しかし塗装後は、紫外線を浴びるとその塩素は分離してしまい、変色の原因となっていました。

この塩素を最初から使わずに塗料を作れる技術をメーカーが開発。おかげで塗装直後の色ツヤを長く維持させることが可能になりました。

さらに、セラミックも配合していますので、普通のフッ素塗料よりも耐久性が高いです。

この塗料で塗装できる物は、コロニアル屋根などのスレート系(セメント系)、トタン屋根などの鋼板系です。

この塗料の機能は、主に以下になります。

  • 太陽光を受けるとキラキラ輝く美しさ
  • 紫外線による劣化・変色を長期に渡り防いでくれる
  • 塗装の膜が硬いので傷つきにくい
  • 藻(も)やカビの付着・繁殖を防いでくれる
  • コロニアル屋根の内部まで浸透し、補強してくれる
  • 劣化の激しいコロニアル屋根にも塗装できる
  • 環境にもやさしい

 今まで塗装できなかった傷んだコロニアル屋根の塗り替えも、出来る機会が増えてくることでしょう。