先日、鉄工所さんの工場で、大型商業施設の新築に使われる鉄骨ブレ-スの、サビ止め塗装をしてきました。

塗装をする前に、直に接触する部分にテープを貼って塗料がかからないようにしておきます。

 ブレ-スとは、柱と柱や梁(はり)と梁の間に交差して入れる筋交いのことです。

ブレ-スは、柱や梁に直接ボルトで留めます。柱や梁に接触する部分には、塗装はしません。

鉄と鉄を直に接触させた方が、摩擦が上がり、ずれにくくなるからです。

なので、塗装をする前に、直に接触する部分にテープを貼って塗料がかからないようにしておきます。

塗装が終わった後に、テープをはぐり建設現場に運ばれます。

 塗装が終わった後に、テープをはぐり建設現場に運ばれます。

建設現場で柱や梁にボルトで留めた後に、直に触れたところ以外には、ボルトと一緒にサビ止め塗装をして完成になります。

知られざる建築塗装の一幕でした。