先日、鉄工所さんの工場で、大型商業施設の新築に使われる鉄骨柱の、サビ止め塗装をしてきました。
イカの頭のような、三角プレートが特徴的な鉄骨柱です。
サビ止め塗装するのは、この三角プレートのみです。
鉄骨の足の部分はコンクリートに埋まり、柱はロックウール(石綿)を吹き付けるためと思われます。
コンクリートに埋めたり、ロックウールを吹き付ける場合は、塗装をしません。
塗装をしてしまうと、鉄骨との密着度が下がり、コンクリートと柱の間に隙間が出来やすくなったり、ロックウールがポロポロとはがれ落ちてきてしまうからです。
塗装には、しなければいけない部分と、してはいけない部分があるという事例でした。